オンラインGPSスピードメーターとは?
ダッシュボードの代わりにブラウザ上で動作するスピードメーターです。「スタート」を押して位置情報を許可するだけで、車のメーター風デザインでリアルタイムの速度を表示します。アプリのインストールやアカウント登録は不要です。
車、バイク、自転車、ランニング、電車、フェリー、飛行機など、移動するものなら何にでも対応します。単位はkm/h、mph、ノット、m/sから切り替え可能で、位置情報がスマートフォン外部に送信されることはありません。
どのような仕組みですか?
車のスピードメーターはタイヤの回転数を計測しますが、このツールはタイヤに触れることなく計測します。スマートフォンのGPS受信機を使用して1秒間に何度も現在地を取得し、地面に対してどれくらいの速度で移動しているかを計算します。
多くのスマートフォンは単に座標を比較するだけでなく、より高度な処理を行っています。内蔵のGPSチップが人工衛星からの電波のドップラー効果(周波数のズレ)を測定することで直接速度を割り出し、より安定した数値を算出します。端末からこのデータが得られる場合は、常に優先して使用しています。
各表示項目の意味
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 最高速度 | 前回のリセット以降に記録した最も早い速度。 |
| 平均速度 | 総経過時間に対する移動距離。信号待ちなども含まれるため数値は下がります。 |
| 移動距離 | 位置情報が更新されるたびに加算された総移動距離。 |
| 経過時間 | 「スタート」を押してからの合計時間(一時停止中を除く)。 |
| 移動時間 | 徒歩以上の速度で移動していた時間。経過時間と比較することで、停止していた時間が分かります。 |
| 精度 | スマートフォンが測定している位置の推定誤差。±10 m未満であれば良好です。 |
| 標高 | 海抜からの高さ。水平方向の位置精度よりも誤差が大きくなりやすい項目です。 |
| 進行方向 | 現在進んでいる方角。移動中のみ表示されます。 |
精度はどのくらいですか?
上空が開けた屋外であれば、最近のスマートフォンなら誤差およそ1〜3 km/h程度の精度が出ます。これは多くの場合、車のメーターよりも正確です。ただし、以下のような場所では精度が著しく低下します。
- トンネル、駐車場、屋内 衛星の電波が届かないため測定できません。Wi-Fiによる位置情報に切り替わることがありますが、速度計測には使えません。
- 高層ビル街 電波がビルの壁面に反射して遅れて届くため、数値が大きく変動することがあります。
- 急加速 位置情報の更新が毎秒1回程度のため、急発進時の表示には若干のタイムラグが生じます。
- 省バッテリーモード 通知なしで位置情報の更新頻度が制限される場合があります。
- スマホの設置場所 フロントガラス付近のホルダーに固定する場合に比べ、ドリンクホルダーやポケットの中では受信感度が低下します。
「精度」の数値に注目してください。誤差が±50 mを超えている場合は、GPS衛星を受信できていない可能性があります。
使い方
出発前に速度警告(スピードアラート)を設定しておくこともできます。メーター上にレッドゾーンが表示され、設定速度を超えるとアラーム音で知らせてくれます。
- スマートフォンでこのページを開き、スタートを押します。
- ブラウザから位置情報の利用許可を求められたら「許可」を選択します。
- シグナルのドットが緑色に変わるまで待ちます。屋外で最初にGPSを捕捉するまで20〜30秒ほどかかる場合があります。
- 移動を開始したらリセットを押し、トリップメーターをゼロにします。
- 全画面表示アイコンをタップすると、大きなダッシュボード風表示に切り替わります。
うまく動作しない場合
「スタート」を押しても何も起きない
- 位置情報の許可設定を確認してください。許可ダイアログを閉じてしまった場合は、ブラウザのサイト設定から許可をリセットしてページを再読み込みしてください。
- ブラウザだけでなく、スマートフォンの本体設定でも位置情報サービス(GPS)が有効になっている必要があります。
移動しているのに「0」と表示される
- 屋外へ出て、GPSが捕捉されるまでお待ちください。屋内では速度データが得られないケースがほとんどです。
- 「精度」の数値を確認してください。±50 mを超えている場合はGPSではなくWi-Fiや基地局による位置情報が使われています。
- 設定画面で精度フィルターの基準を緩めてみてください。
停車中なのに移動距離が増え続ける
GPSの「位置ズレ(ドリフト)」が移動として認識されていることが原因です。設定で精度フィルターを±10 mに設定すると解消されます。
メーターの針が細かく振れる
設定画面で平滑化(スムーズ表示)の強度を上げてください。反応は少し緩やかになりますが、針の動きが安定します。
画面が勝手に暗くなる・消える
「画面を常時点灯」設定をオンにしてください。一部のブラウザでは正しく動作しない場合があるため、端末自体のスリープ時間も長めに設定することをおすすめします。また、バックグラウンドに回ると計測が停止するため、このタブを最前面にしてご使用ください。
よくある質問
精度は高いですか?
上空が開けた場所であれば非常に高精度です。誤差はおよそ±1〜3 km/h程度で、車のメーター表示よりも実際の速度に近いことが一般的です。ただし法的な証明等に使える公式な計測器ではなく、屋内やトンネル、ビル街などでは精度が落ちます。
オフライン(インターネット接続なし)でも使えますか?
はい、使用できます。一度ページを読み込むと端末内に保存されるため、次回からは圏外でもページが開きます。速度の測定はデータ通信ではなくGPS衛星の電波で行うため、電波が届かない場所でも問題なく動作します。
位置情報は保存されますか?
保存されません。すべての計算はお使いのブラウザ内で行われ、外部サーバーに位置データが送信されることは一切ありません。タブを閉じればデータは消去されます。
車のメーターの方が速く表示されるのはなぜですか?
車のメーターは保安基準上、実際の速度よりも低く表示することが禁じられており、あらかじめ高めの速度を示すよう設計されているためです。高速道路などを走行中、車の表示とGPS速度で5〜10%程度の差が出るのは正常な動作です。
ランニングやサイクリングでも使えますか?
はい、あらゆる移動の速度計測に対応しています。なお、ランナーの方で時速(km/h)ではなくペース(分/km)で確認したい場合は、専用のランニング用ツールもご用意しています。
バッテリー消費は激しいですか?
GPSの継続利用と画面表示はバッテリーを多く消費します。長時間のドライブなどで使用する場合は、充電ケーブルを接続しての使用をおすすめします。
速度を表示するだけで位置情報が必要なのはなぜですか?
速度は位置の変化から算出しているためです。また、Webブラウザの仕様上、速度情報と位置情報は同じ権限として扱われるため、位置情報を許可せずに速度だけを取得することはできません。